軌道エレベーターの崩壊「ブレイク・ピラー」事件より4か月。あれから沈黙していたソレスタルビーイングが活動を再開したという報告がホーマーたちのもとに届けられた。
2基目のメメントモリの破壊ミッションを成功させる刹那たち。しかし、事件の時にセルゲイの死を目の当たりにしショックを受けたマリーは、ピーリスの人格に支配されてしまっていた。復讐のために戦場に出ようとするピーリスをアレルヤは悲しく思うが、ライルはそれも理解してやれと声をかける。
テロの首謀者を撃ったことで昇進したアンドレイを、ヒリングは父親殺しと嘲笑する。それを聞き、問い詰めるルイス。しかしアンドレイはアロウズの理念のためだったと、言い放ち、当惑するルイスを抱きしめる。だがルイスの胸中は、沙慈とまた相対したときどうするか、困惑の思いで一杯だった。
連邦がアロウズの傘下に下ったことを懸念するプトレマイオスクルーに、今こそヴェーダを取り戻す作戦を決行すべきと進言するティエリア。そのためにイノベイター捕獲を主眼とした作戦をスメラギは立案する。
プトレマイオスに接近するアロウズ部隊の中にルイスの機体を見つけた沙慈は、戦場に出ても自分は引き金を引けないと刹那に告げる。しかし刹那は、ただルイスに呼び掛けるだけでいいのだといい、共にルイスに逢いに行こうと右手を差し出す。そんな刹那の言動に、沙慈は力強く頷くのだった。
同じ頃、隠れ家に逃げていたクラウスたちが、連邦保安局の襲撃を受ける。銃口を向けられ錯乱したヨセフは、思わず銃を手に取り叫ぶ。咄嗟に飛び出しヨハンを抱きかかえるマリナ。……絞られた引き金が銃声を轟かせた。
リジェネからヴェーダの情報を渡された留美は、艦を指定ポイントに向ける。その瞳はわずかに歓喜の輝きをはらんでいた。
機動戦士ガンダム00セカンドシーズン
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