第11話 復讐のV / 感染車 【仮面ライダーW】
ある夜、鳴海探偵事務所の電話が鳴った。
「命を狙われてるんだ!頼む!助けてくれっ!」。
男に指定された埠頭へとやってきた翔太郎(桐山漣)だが、その男・青木(辻岡正人)は何者かが運転する黒い車でひき殺されてしまった。が、車は青木の体をすり抜け、青木は顔を紫色に変色させ息絶えた。普通の交通事故とは違う。翔太郎は走り去った車の方角を静かに見送り…。
刃野刑事(なだぎ武)の情報によると、青木の死因はウィルスの感染だった。車からウィルスに感染した…?謎は深まるばかりだ。
ウォッチャマン(なすび)の情報から青木は風都のストリートギャングのメンバーだったことが判明。翔太郎は亜樹子(山本ひかる)を連れてギャングのリーダー・黒須(KOJI)から話を聞くが、事故の話になると突如怒り狂い拳銃を突きつけ翔太郎らを追い出してしまう。
仕方なく黒須の部下を尾行した翔太郎は、彼らが例の黒い車に襲われるところを目撃。車に異様に光るドーパントの影を発見した翔太郎は、フィリップ(菅田将暉)とともに仮面ライダーW(ダブル)に変身する。なんとか一人だけでも助けようとするW(ダブル)だったが、突如現れたナスカ・ドーパントがW(ダブル)に襲い掛かってきた。貴重なサンプル、とドーパントを守ろうとするナスカ。その狙いとは…。
ドーパントが取りついた車を運転する青年が山村康平(橋爪遼)という人物であることが判明した。1週間前に姉・幸(松岡璃奈子)がひき逃げされ、重体となっていた。その犯人がおそらく黒須の一味、康平は自らドーパントとなって復讐を企てていたらしい。
翔太郎はなんとか康平を止めようと直談判するが、「あんたに何がわかる!?」とまるで話を聞こうとしない。さらに偶然現場にやってきた幸の婚約者・湯島(坂田鉄平)には犯人扱いされてしまい…。
亜樹子からの連絡で黒須と黒い車の一騎打ちが始まったという。引っかかるものを感じつつも、罪を犯した黒須を救おうとする翔太郎。フィリップとともにW(ダブル)に変身、ついには車ごと康平を打ち倒す。
喜ぶ黒須に亜樹子が反省を促す一撃を加え、Wらも肩をなでおろす。
しかし、康平はガイアメモリを持っていないことが判明した。ということは、康平はドーパントではない。一体、だれが…。
そして翔太郎たちはバイラス・ドーパントを目撃する。なにがどうなっているのか。混乱する翔太郎たちで…。
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