地下闘技場、最大トーナメントの主催者である徳川光成に対して、「すぐに、自分の出場枠を作ってくれ。」と言い放ったのは極北の巨人、アンドレアノフ・ガーランドだった。
はたして、極北の英雄・600戦無敗の男の実力とは・・・。
トーナメントは2回戦第6試合、ピットファイター、ジャック・ハンマー対日本少林寺拳法、三崎健吾。両者とも1回戦は対戦相手を秒殺し無傷のままで2回戦を迎える。
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地下闘技場、最大トーナメントの主催者である徳川光成に対して、「すぐに、自分の出場枠を作ってくれ。」と言い放ったのは極北の巨人、アンドレアノフ・ガーランドだった。
はたして、極北の英雄・600戦無敗の男の実力とは・・・。
トーナメントは2回戦第6試合、ピットファイター、ジャック・ハンマー対日本少林寺拳法、三崎健吾。両者とも1回戦は対戦相手を秒殺し無傷のままで2回戦を迎える。
トーナメント2回戦第7試合、天内流格闘術・天内悠対神心会空手・愚地独歩戦。
天内のノーモーションジャンプから繰り出される空中殺法を見事に鉄壁の防御で受け流す独歩。
さらに、飛び蹴りで空中殺法のお返しも決まり独歩がこのまま決めるか?と思われた瞬間、天内が自分の特徴を活かした更なる技を繰り出す。
「勝ち上がった9人、ガン首揃えてここに集めろ!」と要求する範馬勇次郎。しかし集まったのは1・2回戦の敗者だった。
次々と敗北者を蹴散らし、なおも猛威を振るう勇次郎の前に勝利者達が現れたその時、地下闘技場に一発の銃声が鳴り響いた・・・。
トーナメント2回戦最終試合、達人・渋川剛気対紐切り・鎬昂昇の試合が始まる。
試合前の通路で、範馬刃牙に「勝ちを譲っちゃもらえんか?」と哀願する猪狩完至。
「冗談じゃない!」と断りつつも刃牙は動揺を隠せない・・・。
そしてトーナメント準々決勝第1試合、トータルファイティング・範馬刃牙対燃える闘魂・猪狩完至の試合が始まる。
開始早々から猪狩は様々な手段で動揺を誘うが刃牙には通用しない。そして刃牙の殺人技フロントネックロックが決まったその時。猪狩は刃牙の腕にタップして小さく呟く「君の・・・勝ちだ・・・。」果たしてこのまま決着がついてしまうのか・・・。
トーナメント準々決勝第2試合、中国拳法・烈海王対神心会空手・愚地克巳の試合、実戦空手の本家・神心会の頂点に立つ克巳が、中国拳法の代表と立ち会う。
愚地独歩は克巳に「お前が、もし遅れをとったなら、看板を降ろそう。」と告げ、克巳も「同感です。」と答える。
開始早々大きくスタンスを広げマッハ突きの構えをとり、間合いを詰める克巳。その時、見えない何かが克巳の顔面に当たった。
最後のリザーバー・アンドレアノフ・ガーランドのスペシャルマッチが終わり、準々決勝第3試合、極北の巨人・アンドレアノフ・ガーランド対ピットファイター・ジャック・ハンマーの試合、
ジャックは何故、生命を危険にさらすドーピングを使用しつづけるのか・・・?そして、彼の過去に一体何があったのか・・・?
キャリア一切不明の男ジャック・ハンマーの衝撃の過去が明かされる。
準々決勝第4試合、渋川流柔術・渋川剛気VS神心会、愚地流空手・愚地独歩の試合。
試合前、入念なウォーミングアップを行いながら「本当の正拳はこうじゃない」と言う独歩。
独歩がウォーミングアップを行っていると聞き「所詮スポーツマンじゃのう」と武道家としての信念を貫き通す渋川。
拳と開手、剛対柔、武道の生きた伝説2人の試合がついに始まる。
準決勝第1試合、トータルファイティング・範馬刃牙VS中国拳法・烈海王の試合を前に、刃牙の姿が見当たらないと探し回る神心会の加藤と末堂。
一方、烈海王の元には、地上最強の生物・範馬勇次郎が現れ「範馬のDNAを舐めてかからぬ事だな。」と言い残し立ち去る。
試合開始直前に刃牙は傷だらけの状態で姿を現す・・・。各ブロックを勝ち上がった両者の壮絶な戦いが始まろうとしていた。
準決勝第2試合、達人・渋川剛気VS怪物・ジャック・ハンマーの対決。
いざ、準決勝へ向かう通路で真の護身を手に入れた渋川、そして人間の持つ危険度を極限まで高めたジャック。
はたしてこの2人はどのような戦いを繰り広げるのか。
総勢38名の強者を振り払い、たどり着いた決勝戦。
明日という日を想い、今という時間を過ごしてきた両雄、範馬刃牙VSジャック・ハンマーの試合、刃牙は通路で腹ごしらえを、ジャックは勇次郎と・・・。
それぞれがそれぞれのスタイルで過ごす束の間、いよいよ最大トーナメント決勝!
トーナメント決勝戦、範馬刃牙VSジャック・範馬の戦いの火蓋は切って落とされた。序盤から壮絶な乱打戦を繰り広げる2人。
「やっと体勢が・・・整った。」そう言い放ち両者構え直したその時、ジャックのとった構えは、まさに二足歩行の肉食獣そのものだった。
噛み付きという野生の技術を戦いに取り入れたが故の考え抜かれた構えだった。「負けるわけにはいかない」そう言いながら涙を流すジャック。
そして物語は壮大な回想秘話へとつづく・・・。
大規模空爆【ブラッディーメアリー作戦】さらには、その上を行く【最強最後の空爆】対するは、若き日の範馬勇次郎16歳。大国対地上最強の生物、その影にはジャックに連なる物語が・・・。
―そして今、地下闘技場で行われているトーナメントでは、刃牙とジャック二人の天才が進化を見せる。
「もう終わりかな・・・」深刻なダメージの中、力無く語る刃牙。
一方、口から大量の薬物を嘔吐し、薬物と限界を超え奇跡的なマックシングを迎えたジャック。あの巨大な筋肉は、研ぎ澄まされた鋼のように!果たして勝ち残るのは刃牙かジャックか!
地下闘技場最大トーナメントのクライマックスが、そして地上最強の兄弟喧嘩が、ついに決着!